質疑応答要旨

更新日: 2009年2月6日

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2009年3月期 第3四半期決算説明電話会議(2009年1月30日)

注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。

ご質問

ご質問と回答

第2四半期から第3四半期で営業利益が悪化した事業としては、情報モーターの売上が大きく減少し赤字になりました。キーボードも売上が減少し、第2四半期の黒字から赤字になりました。ライティングデバイスも売上が減って赤字になりましたが、一方、HDDスピンドルモーターは改善して赤字が縮小しました。計測機器は利益が増加しております。第4四半期では、情報モーター、キーボードは売上が減少するため赤字が拡大する見通しです。HDDスピンドルモーターは、販売数量は減少するものの改善が進んで利益は横ばいと考えております。ライティングデバイスにつきましては、新しい製品が増えてきましたので、第4四半期は黒字に転じる見通しです。計測機器の利益は減少するものと思われます。これらにより、電子機器セグメントの第4四半期は第3四半期に比べて5億円ほど利益が悪化する見通しです。第3四半期の利益の落ち込みが売上ほど大きくなかった一例として、上海のファンモーター工場は1年前とはほとんど別の工場と言えるほどになっており、生産効率が大きく改善しております。今は生産が落ちていますが、これが回復すればすばらしくいい形になるのではと考えております。
第3四半期の売上総利益を見ていただきますと、利益率は過去最高くらいに良くなっております。ですから改善の度合いはどんどん進んでいるという風にご理解いただきたいと思います。
タイバーツはUSドルに対して安かったのですが、ユーロに対しては高く、相殺されてしまいました。ですから第3四半期は、第2四半期比で約3億円、前年同期比で約2億円のプラスの影響しかありませんでした。
いろいろなところで改善が進んでおり一口には言えませんが、利益的には底堅くなってきていると思っています。販売数量は、第3四半期は320万台/月で、内2.5インチHDD向けが55%くらいです。第4四半期は、270~280万台/月を見込んでおり、内2.5インチHDD向けが55%くらいです。人員削減を含めた固定費の削減を進めておりますが、今は急激に販売数量が減少していてまだ追いついていません。今後は、月ごとに追いついていけるのではないかと考えております。
今はそういった兆候はほとんどありません。第4四半期も厳しい見込みで計画を作ってあります。
12月、1月は異常な状況だと理解しておりまして、中華圏の旧正月が終わった後の2月後半から3月くらいにかけて、もう少しブレーキが緩んでくるのではないかと考えております。ただ今はそういう兆候はまだありませんので、非常に悪い状況のまま横ばいという前提で第4四半期は計画しております。もう少し明るい状況が出てくれば、もっと明るい数字になると思います。
私どもの主力製品のボールベアリングですが、第3四半期は外販で9,000万個/月、内販で6,000万個/月、合計で1億5,000万個/月でした。第4四半期は外販で7,000万個/月、内販で4,000万個/月、合計で1億1,000万個/月を見込んでおります。
製品によって違いはありますが、1月は12月より悪く、中華圏の旧正月の影響が大きいと思います。
第3四半期は2,300万個/月でした。第4四半期は1,600万個/月を見込んでいます。
ここにきて販売数量が大きく減少しましたので、値上げ効果がどのくらいあったのかはいろんな構成があり、分からなくなってきました。ただ、その後値下げはしていませんので、そういった効果はあるという風に考えております。鋼材費も上がっておりますので、そういったところで相殺されていると思われます。
12月はだいぶ損益的に悪くなりました。しかし、営業利益も純利益もそれなりに確保できました。1月も12月と同じくらいか少し悪いくらいであれば利益は出せると考えております。しかし今回、英国のボールベアリング工場の閉鎖を考えており、その閉鎖損失を大きな特別損失として見込んでおります。基本的には、来期に大きな構造改革の効果が見込めると考えております。
今期は約20億円を特損として見込んでいます。来期は営業利益で2ケタ億円の改善を期待しております。
固定費を人件費まで含めて考えると、社員のリストラはしない前提でやっておりますので、人員の自然減や稼動日調整等で対応しております。そのあたりは大きな影響はないかと思いますが、在庫の削減や、不要資産の除却も含めて進めておりますので、そのあたりは効果が大きいと考えております。
第3四半期から第4四半期にかけてのほうが販売数量減少の影響が利益に大きく出ると考えております。
物流費が一番大きく減少しています。ミネベアは技術で勝てる会社を目指し、研究開発費は減額させておりませんので固定費は高いところにあります。変動費が大きく下がったということです。
第2四半期時点から見るとステンレス価格などが下落して少し減少しています。ベアリング鋼は7月に4月に遡及して値上げがありましたが、ボールベアリングは7月から値上げ交渉をスタートして10月から徐々に効果が出るようになりました。
ユーザーからのキャンセルはありませんが、ボーイング社の2ヶ月に渡るストライキがあったため、ボーイング社の生産機数は減少しており、若干当初見込みより売上が少なかったというところはあります。それから、軽井沢工場から海外に輸出している分については、円高により売上が目減りし、厳しくなっています。
今回発表しましたように、全体に占める販売数量は少ないのですが、英国にあるボールベアリング工場であるスキグネス工場の閉鎖を進める予定です。その分、タイやシンガポールで生産したボールベアリングをヨーロッパで販売していくことになります。コスト面でのメリットは来期現れてくると考えております。また、タイのバンパインに作りましたボールベアリングの切削専用工場はすでに稼動しており、効率的に非常にいいものがあると思っております。ここで作られた製品は、他の国にもリングとして出荷しております。
自動車向けが13.4%、航空・宇宙向けが31.4%、家電向けが4.4%、OA機器向けが8.8%、PC・周辺機器向けが6.7%、モーター向けが15.1%、その他が20.2%です。第4四半期は自動車だけでなく、航空・宇宙向け以外の販売数量が減少すると考えております。さらに、航空・宇宙向けは販売数量は減らないものの、円高により売上が目減りすると見込んでいます。
航空機は反動で数量が出るということはそれほどないと思います。逆に、ここにきて航空会社の経営が苦しくなっており、一部はボーイングやエアバスに対して納入延期を申し入れることも出てくるかと思われます。
環境が悪い中でなかなか売上が増えません。今は将来に向けて、製品の徹底的な見直し・改良、生産機材の改善、新製品の開発を一つ一つやっていくことが重要です。機械加工品セグメントはいろいろな工夫が入っています。ピボットアッセンブリーは、販売が半分になっても利益が出せるほど改善しています。機械加工品セグメントは数量が出れば、急激に良くなると考えております。電子機器セグメントはまだ赤字ですが、山岸社長は5%の営業利益率を目指すと言っています。そのために、材料の見直し、加工方法の工夫などいろいろな取組みをしております。来期は売上が厳しいかもしれませんが、電子機器セグメントの黒字化というのは大きな命題ですし、必ずクリアしたいと考えております。まだ赤字で大変だと思っているのはHDDスピンドルモーターだけです。12月、1月のヒステリックな状況が1年間続くとは思えません。ですからHDDスピンドルモーターがきちっと利益が出せれば、相当悪い販売状況の中でも利益が確保できると考えております。事業の見直しは、いろいろな角度から検討しております。提携など、いろいろな可能性を考えて、確実な利益を出せるようにトライしています。広範囲に渡って、製品開発を含めてプレッシャーをかけて、スピードを上げてやろうということになっています。その効果を来期出したいと考えています。
12月にかけて月を追うごとにあまりに急激に受注が減っているにも関わらず、大きな赤字になっていないのは、検証はありませんが、いろんな効果が出ていると思います。材料比率も含めだいぶ改善していると考えています。
製品が多岐にわたり、個々に分析した数値は手元に持っていませんが、HDDスピンドルモーターがあれだけ売上が落ちた中で、損益的に踏ん張れたのは大きかったと思います。エレクトロデバイスも赤字になったと言っても、ほんの少ししか赤字にならなかったということも大きく、理由として車載クラスター向けが増えたり、カーナビ向けの中型製品が増えてきているのも事実です。ですから、利益率の高いものが徐々に増えており、生産効率も向上しているということだと思います。

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