先輩社員紹介

現場の経験を活かしながら新モデル設計に挑みたい

現在の仕事

サンプル試作を通して異文化に触れる醍醐味

私の部署ではHDD内のディスクを回転させるスピンドルモーターの開発を行っており、私はプログラムマネージャーの立場で新規モデルの設計・開発に携わっています。製品の仕様策定からサンプルの製造・評価を経て、量産されるまでの一連の管理が主な業務です。最近ではHDD以外の用途にもスピンドルモーターが使われており、Virtual Reality (VR) 向けの開発にも携わっています。
プロジェクトでは、まずお客様の要望をヒアリングし、モーターのデザインやスペック、特性等の仕様を固め、設計図面を作成します。お客様の合意が取れれば、評価用のサンプル製造に移ります。ベアリングを始め、シャフトやハブなど主要な構成部品は当社グループで内製していますので、金型や部品、組立装置、治具など試作に必要な設備の手配を行い、サンプル試作をタイ工場へ依頼します。試作したサンプルは軽井沢やドイツへ送付して部署内で品質評価を行い、期待通りの性能が出るまで設計・試作・評価を繰り返します。また、お客様によってはドイツで設計・試作を行うケースもあり、日本・ドイツ・タイ三拠点での設計・試作・評価を通して開発を進めます。
お客様によるサンプルの評価、工場の生産ラインの監査をクリアして、晴れて量産が行われます。量産後も、製造現場で問題が発生すれば、現地のフォローも行います。海外のお客様とのやりとりを通じて、常に異文化のビジネス環境を肌で感じており、それがこの仕事の醍醐味のひとつです。

転機となった出来事

互いに助け合うことで信頼関係を築く

入社3年目からタイ工場に5年間駐在し、主にサンプルの「試作」を担当していました。試作と言っても、それに向けた設備や生産ラインの管理を取り仕切ったり、監査のために訪問されるお客様の対応も行っていました。サンプル試作のためには設備を整えるだけでなく、部材の手配や品質管理部門との連携など、製造に携わる部署との調整も欠かせません。
タイでは、最初、試作の段取りに戸惑いました。タイのメンバーにメールを送りっぱなしにしてしまい、その後のフォローができていなかったことでトラブルになるなど、言葉の難しさもあってこちらの依頼が伝わらないことが度々あり、苦労しました。私の様子を見て、当時の上司が「一方的に頼むだけでは伝わらない。まずは一緒に取り組むことが大切」とのアドバイスをくれ、それをきっかけに、設備立ち上げやサンプル製造の現場に立ち会い、一緒に手を動かして取り組むことで、信頼関係を築くことを心がけました。現場で互いに助け合うことで意見が通りやすい関係を築くことができ、仕事は人と人との間で行われることを実感しました。現在もタイで働いていたメンバーとやり取りする機会があり、試作や評価の場面でスムーズに意思疎通を図れています。

将来の夢

現場の経験を活かしたモノづくりを進めたい

入社以来、現在の部署で勤務していますが、タイ駐在中の5年間と現在の業務では担当する役割が異なります。タイではサンプル品をつくるための手配から試作、評価を中心に行い、現在は新規モデルの立ち上げから携わっています。新しく学ぶべきことも多く、仕様決めや設計、お客様とのすり合わせなど日々先輩から吸収するよう意識しています。タイ駐在の経験を通して、現場で製品が作られる一連の流れを把握しているので、設計や評価のプロセスで現場の経験を活かした動きを取れるようになるのが理想です。
現在は製品開発として設計業務の担当ですが、将来はさらに製造や品質、設備など、他の工程の視点も兼ね備えたエンジニアになるのが目標です。全体を俯瞰する視点で、性能面のみならず効率やコスト等も含めたより包括的なモノづくりを進めたいと思っています。

入社理由

大学院では磁性材料・磁気記録媒体を専攻していました。磁性材料に興味を持つ中でミネベアミツミの技術力の高さを知ったことが入社のきっかけです。学生時代に研究対象だったHDDの中で、自分の設計したモーターが動いているのは感慨深いものがあります。

1日のながれ

Flow during a day

08:00
出社・メールチェック
タイ・ドイツからの報告を確認
09:00
新モデルの設計
10:00
社内の解析専門部署に特殊な解析を依頼
11:00
タイ工場と電話会議にて打合せ
13:00
サンプルの評価
15:00
顧客との電話会議
16:00
評価データのまとめ
17:10
退社

オフタイム

Off time

タイではフットサルチームに所属し、現地の日系企業とリーグで争っていました。帰国後は家族サービスがメインですね。休日は子供と犬を連れて散歩に出かけています。

ページの先頭へ戻る