先輩社員紹介

製造設備の設計でミネベアの垂直統合生産を支える

現在の仕事

社内からの依頼に応え、製造工程を陰で支える

当社の強みの一つが、金型や製造設備、治具などを内製化した垂直統合生産システムです。私は製造設備である「自動組立機」の機械設計に携わっています。近年はスマホ向けの液晶用バックライトの製造設備を担当しています。
新製品の製造や生産性の改善、精度向上などの理由で製造工程に変更が生じると、製造関連や生産技術など社内の他部署より依頼が届きます。工程の内容や成果物、実現方式などを協議し、自動機の仕様やレイアウトを決定します。図面の作成、構成部品の手配、機械の組立、テストといった一連の流れを軽井沢工場で行い、完成品はタイの工場に出荷されます。
出荷後は設計担当がタイに赴いて立上げの支援を行います。生産ラインで稼働して初めて判明する事象も多く、一度の出張で一ヵ月程度は滞在します。自動機の設計に遅れが生じると製造工程の全体に影響が出てしまいます。特にスマホ向けの液晶用バックライトは新製品のサイクルが早く、後戻りは許されません。タイ工場で問題が起きぬよう、出荷前に国内での入念な確認が必須です。検討する項目は多いですが、毎回新しいことにチャレンジする現場なので、とても刺激になります。

転機となった出来事

技術という共通言語

入社から約1年後にバックライト組立機の設計担当になり、現在に至ります。初めてタイ工場へ立上げ支援に行った時は、いきなり現場での実践でした。タイ語はわかりませんでしたが、エンジニア同士は図面を介して意思疎通が図れます。生産ラインで設備が稼働する様子を共に見届けながら、技術が国を超えた共通言語になることを強く感じました。
今では1年間で100日以上タイに出張しています。入社当時はお客様が特に重要と考えるポイントがわからず、自動機による製品の組立精度の修正を繰り返し求められることもありました。タイでの現地立ち会いを多く経験した今は、お客様が求める精度を理解できるようになり、次のフェーズに向けた行動を自発的に取れるようになりました。

将来の夢

自分が扱える「動き」のバリエーションを増やす

自動機の設計には、機械・電気・組立など様々な要素が絡み合います。私が担当する機械設計は、言わば機械の動作、「動き」をいかに組み合わせるかが肝になります。生産に必要な時間(サイクルタイム)を縮めるなど、工程によって提示される条件も異なるため、依頼元の要望に沿った機械を設計するには、自分が扱える「動き」のバリエーションをさらに増やす必要があると感じています。より多くの知識を身につけ、設計に使える手段を増やすことが今の目標です。ノウハウを蓄積するため、日本にいる間は展示会やセミナーにも積極的に参加しています。
現在の設計業務は機械に向き合う時間が多くを占めますが、将来は仕様の取り決めや導入台数の検討、生産計画など、より上流の工程に関われる存在になりたいです。自分の仕事の幅をより広げることで、事業部や会社に貢献できる人材に成長できればと思います。

入社理由

学生時代は機械工学を専攻しており、大学院ではロボットの関節の駆動部分を研究していました。ベアリングなど精密な部品の製造工程に興味があり、また、出身地の長野にある企業を希望していたことから、入社を決めました。

1日のながれ

Flow during a day

08:00
出社・メールチェック
09:00
海外からの報告に回答
10:00
浜松工場・タイ工場を結ぶ3拠点の電話会議。依頼元の技術関連部署は浜松に位置するため、密に連絡を取る
11:00
自動機の設計検討
13:00
図面の作成・レビュー
15:00
自動機の組立
17:30
退社

オフタイム

Off time

休日はドライブに出かけることが多いです。春は新緑、秋は紅葉と、信州の自然は一年中飽きることがありません。

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