ITサービス

情報システム部門 情報システム部

全社を支えるシステムを開発

A.K 2014年入社/知識工学部 情報科学科

入社
理由

学生時代は情報科学を専攻しており、IT企業中心に就職活動をしていましたが、ミネベアミツミの説明会で初めて「社内SE」という存在を知り、興味を持ちました。ユーザに近いところで仕事ができること、海外拠点で働ける可能性があることが、入社の決め手となりました。

現在の仕事

グローバル基幹システムの刷新に携わる

現在、私は全社的な展開を予定している基幹システム(ERPシステム)の開発に携わっています。これは、購買/資材/生産管理、販売/在庫管理、財務会計/連結決算に至るまでの一連の新基幹システムであり、全社レベルでの業務効率の向上を目的とした統合管理システムです。SAP社のERPシステムを導入後、さらなる業務改善を目的とした追加機能の開発を行っています。
学生時代からプログラム作成のためにソースコードを書く作業は行っていましたが、今回はSAP社のABAP言語を新たに使用することになり、研修を受けたり、不明点を調査したりしながら開発作業を進めています。日々学習の連続です。
ミネベアミツミには、全社で50人余りのSEが開発に携わり、海外拠点で働くSEもたくさんいます。私の所属するチームにもタイで開発を行っている現地メンバーがおり、メールやテレコン、テレビ会議等でコミュニケーションを図っています。新システムは、海外の拠点から段階的に導入が進められており、私が開発した追加機能についても、現地からの検証結果をフィードバックしてもらっています。ユーザ部門からの要望事項は、すべて英文で送られてくるため、細かいニュアンスの違いにも十分注意しなければなりません。お互いの認識にズレが生じないよう、Q&Aを挟みながら課題と要求内容の把握に努めています。

転機となった出来事

グローバル基幹システムに携わり、
開発への意識が変わった

現在の業務を担当する前は、東京本部の管理部門に関わるシステム開発に携わっていました。経理や人事など、ユーザがすべて同じビル内に勤務していたため、要望や不具合などを直接会って話を聞きながら開発を進めることができました。部署ごとにシステムが分かれていたため、もし開発上の問題が発生しても、他の業務に大きく影響を与えることはありませんでした。
しかし、現在開発しているグローバル基幹システムは、生産から販売に至る全ての業務が密に連携しているため、1つのシステムの変更がすべてのシステムに影響を及ぼす可能性があります。従って、開発要求から検証・運用開始に至るまですべての工程で、しっかりと規定された開発標準を守り、SEとして開発業務の品質を維持するよう努めています。
東京本部だけで使用するシステム開発から、海外拠点を含むグローバル基幹システムの開発へと環境が変化し、私のシステム開発に対する意識も同時に大きく変化しました。システム開発に臨む緊張感、高い完成度の追求、コミュニケーション能力の強化等を通して、これからも自分自身がさらに成長できるものと考えています。

将来の夢

ビッグ・データを活用したシステム開発を進める

現在はプログラミングが中心ですが、今後は設計や仕様策定といったシステムの基本設計も担当したいと考えています。社内システムは、生産・販売・会計など様々な業務に対応するため、システム設計にはそれぞれの専門的な業務知識が必要となります。情報システム部門とは違う、生産管理部門や経営管理部門の知識を身につけることで、自分の視野も広げることができればと思います。基本設計を担当している先輩には、実際に工場で製造や購買業務に携わった方も多く、このような経験の差を埋めることも私の今後の課題のひとつです。
グローバル基幹システムの導入により得られるビッグ・データから、現場にどのような問題があり、それをどう解決できるのか分析することで、より利便性の高いシステムを作り上げたいですね。また、AIやRPAなど新しい技術も活用し、作業量の軽減や生産性の向上に役立てられればと考えています。

1日のながれ

08:15
出社
08:45
メールチェック
プログラムの開発
10:00
設計や新規案件についてテレコン
11:45
お昼休み
15:00
浜松・タイのチームメンバーとTV会議で進捗確認
16:00
検証作業
17:30
退社

オフタイム

小中高とバレーボールを続けていて、現在も地域の社会人チームに所属しています。週1回の練習で汗を流し、区の大会にも出場しています。相手チームの動きを読んだり、自分のチームのミスをフォローしたり、先の展開を計算しながら動くのが楽しいですね。

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