研究開発

技術開発部門 製品開発Div

次期主力製品の製造工程を設計

Y.M 2008年入社/電子情報システム学科

入社
理由

正直に言うと、会社説明会でブースを訪れるまで、当社の名前は知りませんでした。説明会で初めて、私たちが普段何気 なく使っている家電、スマートフォン、デジタルカメラ、ゲーム機などに当社の製品が数多く使用されており、「縁の下の力持ち」として業界を支える存在だと知ったことから、魅力を感じて入社を決めました。

現在の仕事

次期主力製品の開発を担う誇り

私が所属する製品開発Div.は、次期主力製品の開発という重要な役割を担っています。現在、私たちのチームのメインターゲットは、レーザー走査プロジェクター。そのシステム中心部品の製造工程設計を担当しています。
レーザーを光源とするレーザー走査プロジェクターは、数年ほど前に登場したばかりの新しい製品です。従来のランプ光源である液晶プロジェクターと比べると、プロジェクション方式が異なるので低消費電力化や小型化に有利で、色再現性の高さに優れています。競合他社も狙いは同じですが、 性能ではまだ及ばない部分があるのも事実。そこに追い付き、追い越せを目標として開発に取り組んでいます。
研究室で開発したものが、すぐに製品化されるわけではありません。特に、新しい分野の製品は、そのものを安定して製造するためのプロセスをしっかりと確立してはじめて、量産化が可能になります。製造工程設計には、デバイス自体の担当のほか、製品の検査、組み上げ、ソフトウェアなどのチームがあります。さらに、関係部署や外部の協力会社なども合わせると、100名を超えるメンバーが関わる大きなプロジェクトなのです。

転機となった出来事

常に新しい技術や知識を習得できる機会

今、私たちが取り組んでいる開発では、従来の経験、ノウハウがほとんどないため、毎日が試行錯誤の連続です。システム中心部品はMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)という半導体デバイスですが、これまで扱っていた従来のデバイスと違い、固定されておらず、動いてしまうものなので、扱いがとても難しい のです。こうした大変なこともありますが、開発本部という中心に所属していることで、常に新しい技術や知識に触れ、習得できる機会に恵まれた今の環境は、 刺激が多く、やりがいは大きいですね。レーザー走査プロジェクターの開発は数年前からスタートし、近々に製品化に目途を付けるという命題を課せられています。当面の目標は、新技術をしっかりと習得しながら開発製品を確実に市場投入することです。

将来の夢

リーダーとして周りに頼られる存在になる

当社の社風の良さは、何よりも仕事がしやすい環境にあると思います。チームや部門内だけでなく、部門間のコミュニケーションがとても活発で、新技術などについてお互いにレクチャーすることもありますし、適切なアドバイスもしてもらえます。私自身も先輩や上司にいろいろ教えてもらいながら、成長してきました。そこで私の次の目標として、チームリーダーになることを目指しています。リーダーには、プロジェクトの管理やチームのメンバーを引っ張っていく役割が求められます。さらに、チーム内に留まらず、市場のニーズや、経営方針との合致など、さらなる高い問題意識も必要です。それらの資質を一つひとつ身につけて、周りから頼られる存在になりたいと思います。
今、 私が仕事をする上で心掛けているのは、常に問題意識を持ち続けること。以前、お客様や社内に向けて開発進捗状況をプレゼンした際、内容について突っ込んだ 質問を受け、的確な答えを返せなかったことがありました。自分自身の問題意識が足りず、発表内容や物事について掘り下げて考えることができていなかったと 強く反省しました。その時の苦い経験から、さまざまな視点から問題意識を持ち続けることを常に心掛けるようにしています。

オフタイム

家庭での時間も大切に

高校までは野球に打ち込み、大学ではバレーボール部に所属。素人同然からスタートしながらも主力メンバーになり、上位リーグ進出も達成しました。そんな運動経験を生かして、会社の自衛消防隊員も務めています。また、プライベートでは二児の父親。現在は子どもたちの相手で手いっぱいですが、彼らを早く一人前に育て上げ、ゆくゆくはできるだけ長く夫婦二人の時間を楽しみたい、なんて思っています。

ページの先頭へ戻る

Follow Us

Twitter Youtube