質疑応答要旨

更新日: 2014年8月11日

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2015年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2014年7月31日)

注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。

ご質問

ご質問と回答

2Q部分は、実際には微調整程度で、ほとんど期初見込みを変えていないというのが実情です。
ボールベアリングの外販数量は4~6月の月平均で1億4,500万個でしたが、7月は1億4,700万個、8月は1億4,400万個、9月には1億5,200万個となり月次で過去最高を更新すると見ています。「5本の矢」戦略の1本目である「ボールベアリングの外販を早期に月平均1億5,000万個に引上げる」という目標を、単月ベースではありますが、早くも達成することになると期待しています。
ピボットの販売数量は4~6月の月平均販売数量は3,450万個でしたが、7~9月は月平均3,300万個と見込んでいます。ロッドエンドの売上は4~6月から増えると見ています。従って、足元の実勢では7~9月期も機械加工品事業の売上は高水準で、4~6月から若干増えることになると思います。
モーターは1Qに引き続きOA機器向け、自動車向けが好調に推移し、売上は若干増えると見ています。
6月に大手顧客の新モデル向けLEDバックライトの生産が始まり、短期間での急激な生産増加が必要となったため工場ではかなり苦労をしました。しかし、何とか現在までに生産レートの引き上げが出来ていますので、立上げ時の峠を越えることが出来たと言えます。ただ、全体の需要が前回5月の決算説明会でお伝えした水準から更に増えている状況ですので、2Q以降に当社がどれくらい生産出来るかが問題となってきます。また、既に商談が進んでいる大手顧客の来年モデル向けの生産体制も考えていく必要があります。現在、増産計画の見直しに取り掛かっていますので、2Q決算時にはもう少し具体的なお話が出来ると思います。
LEDバックライトの売上は、4~6月にはエレクトロデバイスの売上216億円の8割程度でした。これが、足元の実勢を見ると7~9月には300億円が見込めると思います。1Qの利益率は前期に比べて大きく変わっていませんが、これはLEDバックライト生産設備の償却期間を短縮したため減価償却費が3ヶ月で2億4,400万円増加したことや、6月の生産立上げに伴う一時的費用の増加などの影響があったためです。7~9月も利益率は大きくは変わらないと思います。
大きな要因は、米国子会社が政府防衛予算削減の影響で不振だったためです。ただ、ロッドエンドは米国、欧州、日本、タイの世界4拠点体制のシナジー効果を高めるため、米国のロッドエンド事業を米国子会社からロッドエンド・ファスナー事業部の傘下に移す組織変更を行ないました。また、民間航空機市場は好調ですので、こちらでの拡販に注力していくことで、期初計画は達成できると考えています。
自動車向けは新しい用途が増えています。また、ファンモーターもサーバー向けに増加しています。
今後もボールベアリングの外販数量は高水準が続くと見ています。
ボールベアリングは、4月の外部販売数量が1億3,900万個、社内使用数量が9,200万個、生産数量が2億3,700万個、5月の外部販売数量が1億4,600万個、社内使用数量が8,900万個、生産数量が2億4,200万個、6月の外部販売数量が1億4,900万個、社内使用数量が9,300万個、生産数量が2億4,200万個でした。2Qの見込みは、7月の外部販売数量が1億4,700万個、社内使用数量が8,800万個、生産数量が2億4,400万個、8月の外部販売数量が1億4,400万個、社内使用数量が8,900万個、生産数量が2億4,700万個、9月の外部販売数量が1億5,200万個、社内使用数量が9,100万個、生産数量が2億4,400万個と見込んでいます。
充分とまでは言えないかも知れませんが、何とか足りるとは思っています。
今月、ボールベアリングの追加設備投資18億円を決定しましたが、これで月700万個ほどの増産が出来ると思います。
月2億5,000万個ほどと見ていますが、タイの新工場のスペースが未だ半分空いていますので、充分に増産対応は出来ると思います。
カンボジア工場第2棟の残り半分のスペースにクリーンルームを設置します。また、タイのロッブリ工場、中国の蘇州工場、西岑工場も含めて、今後どのような増産体制を取るかについて現在計画の見直しを行なっているところです。
自動車向けが17%、航空宇宙向け28%、家電向け4%、OA機器向け6%、PCおよび周辺機器向け3%、モーター向け17%、その他が25%でした。
用途毎にそれほど大きな収益性の違いはありません。それよりも生産が上がり工場稼働率が上がることによって製造単価が下がりますので、そのことによって収益性は更に高まっていくと考えています。
2割程度と考えます。
この子会社は、ヘッドアップディスプレイに使う反射鏡のメーカーです。「5本の矢」戦略のうち「複合製品の開発と拡販」を狙ったもので、ミネベアはヘッドアップディスプレイ向けのアクチュエーターを供給できますので、それと組み合わせて付加価値を高めていきたいとの考えです。また、この反射鏡はLED照明にも応用可能と考えています。ただ、具体的な販売目標を策定するのはこれからですので、今後の収益に与える影響は未定です。これからの事業です。
当社の顧客ベースは拡大しています。市場要因とシェア要因の両方の影響と考えています。
このスマホ市場では今後とも部品需要の季節的な変動は大きいと想定していますが、当社の超薄型高品質LEDバックライトへの需要は確実に増えていると見ています。

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